3本足になったボーダーコリーのベリー

ワンダフルライフ

先日15歳を迎えたボーダーコリー♀の介護記録のためこのブログを立ち上げました。

名前はベリー。老犬になってからはまるで猫のように自由で仕草もかわいらしいので、

最近はべりにゃんと呼んでいます笑

12歳の時に左足の付け根に軟骨肉腫が見つかり、左足を付け根から切断し

3本足犬としてデビューしました。

3本足の老犬の介護について、困った時にネット上にも情報が少ないと感じたことから

少しでも同じような境遇の方やペットに共有できれば光栄です。

 

2006年2月21日生まれのベリーは、北海道のブリーダーの元に産まれ、

私達家族の元へやってきました。

ペットショップで最初に会った時は、ほとんどの犬が吠えていた中、

一匹だけ大人しくて目立つ存在でした。

母が彼女を抱くと、手をぺろぺろとなめり、あたしを飼って?と

言っているようで愛嬌に溢れていたのを覚えています。

また、他のボーダーコリーと比べて明らかに鼻の長さが短く、童顔でした。

それは成犬になっても変わらず、15歳のおばあ様になった今でも健在のベイビーフェイスです。

若い時は元気すぎるほど元気で、散歩をいくらしてもし足りない、

フリスビーやボール遊びもエンドレスでできるような体力と筋力でした。

夏はもちろん、冬は雪の中フリスビーをして遊びました。

芸も10種類以上は覚えていて、人間の言葉も理解しているようで、とても賢かったです。

10年ちょっとたっぷりと遊び尽くしましたが、足を引きずるような仕草が目立ち、

元気もなくなったので病院に連れて行くと「軟骨肉腫」と診断されました。

これは痛みを伴うガンのため、彼女にとっての最善策は左足を

付け根から切断する、という診断でした。

運動好きな彼女にとって苦渋の選択とはなりましたが、

家族会議の末手術を行うことを決めました。

左足を切断する手術を乗り越えた彼女は、痛々しい姿ではありましたが、

その表情は次第に清々しいものとなっていきました。

恐らくガンの痛みがなくなったことで元気がでたのだと思います。

しばらくすると3本足でなんなく歩くようになり、カラスを見つけると

吠えながら脅しに向かっていくまでになり、フリスビーも再開します。

ただ、同時に肺にも薄っすらガンの転移らしき影が確認できたため、

抗癌剤治療を受けに大学病院に通うことになりました。

転移したガンが悪化した場合、長くは生きられないという診断を受けていました。。

しかし、、1年後に、、肺に転移したガンは消滅していました!!

人間達はみんなびっくりです。

凄まじい生命力と忍耐力を以て、3本足で15歳を迎えられました。拍手👏

 

波乱万丈な犬生を送ってきた彼女ですが、今は眠っている時間も増え、

歩くこともできず、お漏らしも多くなりました。

初めての犬の介護ですが、より良い方法でベリーを支えていけたらと考えています。

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